常石集団(舟山)造船 第9回技能オリンピックを開催 ~技能伝承で市場競争力を高める~
常石集団(舟山)造船(所在地:中国浙江省舟山市岱山県秀山郷、総経理:佐藤二郎、以下TZS)は8月17日、第9回技能オリンピックを開催しました。
技能オリンピックは、企業発展の礎となる技術・技能を高めて継承し、船づくりの競争力向上をはかるべく、2011年から毎年開催しています。
今年は、協力会社も含めた計155人が参加。クラフトマンシップを発揮し、日々研鑽を積んでいる溶接、塗装、運搬、木工、配線・結線など船づくりに欠かせない8種目の技能の高さ、正確さと速さを競いました。
表彰式で、磯田裕秀工場長は受賞した参加者に賞状と目録を贈呈し、「TZSは造船企業として、職人の皆さんの技能が欠かせません。日々の業務を通じて技能を磨き、より高い品質の船舶を提供していきましょう」と総評を述べました。技能向上を目指す現場の情熱と意気込みを示した技能オリンピックとなりました。
近年、TZSは、ばら積み貨物船のみならず、コンテナ運搬船の連続建造やプロダクトタンカーなど新しい船型にも挑戦しています。今後も、技能伝承を推進するとともに、品質向上と競争力ある船づくりに努めていきます。
■常石集団(舟山)造船有限公司
中国浙江省に位置する常石造船株式会社(本社:広島県福山市)の中国のグループ会社です。3万トン級から10万トン級のばら積み貨物船を中心に、年間20~25隻程度の建造能力を持ち、ばら積み貨物船のほかにも、フィーダーコンテナ船やプロダクトタンカーなどを建造しています。
URL:http://www.tsuneishi-zs.com/
事業内容 :船舶の建造
設 立 :2003年12月
従業員 :582人(2019年3月時点)
所在地 :中国浙江省舟山市岱山県秀山郷箬跳村
敷地面積 :約130万平方メートル
主要設備 :船台2基、建造ドック1基、700トン門型クレーン2基、3,000トン級海上クレーン1基など
建造実績船型:ばら積み貨物船、フィーダーコンテナ船、プロダクトタンカー、タグボートなど
- 本件に関するお問い合わせ先 -
ツネイシホールディングス株式会社
マーケティングコミュニケーション部
pr@tsuneishi.com
Tel:084-987-4915