代表メッセージ
次世代へつないでいくために。
未来の価値を、いまつくる。
代表取締役社長 神原宏達
常石グループは本年、創業 120 周年を迎えました。
ひとえに事業を通じて出会った多くのお客様、お取引先様、そして地域の皆さまのご支援のおかげです。あらためて皆様に感謝申し上げます。
1903年、瀬戸内海を望む広島県沼隈町で事業を興して以来、私たちは常に地域と社会の将来に必要なものは何かを考え、その実現に向けて幾多の挑戦を重ねてきました。現在は造船、海運、環境、商社・エネルギー、ライフ&リゾートと、5つの事業に領域を広げて規模を拡大しており、国内外の様々な地域の皆さまと絆を結び、ともに歩み続けています。
これから先、社会環境が速度を増して変容していくなかにおいても、豊かな地域や社会を次世代につないでいく責任を果たす。このことが、私たち常石グループの存在意義であると考えています。そうした存在であり続けるには、絶えず自らに問い、自らを変化させる行動を起こさねばなりません。
今何をすべきかを考え、将来につながるアイデアを実行し、大胆にやりきる。120周年を機に、こうした自分たちのあるべき姿勢を「未来の価値を、いまつくる。」というスローガンとして掲げました。
「未来の価値」とは、広く多様な可能性を持っています。安全で豊かな自然環境を未来につなぐ。お客さまの事業継続に資する経済的価値を生み出す。地域の景観や文化、多様な価値観を、未来を生きる子どもたちにつなぐ。豊かな暮らしがある持続可能な社会を実現するために、未来を見据え、常に新しい一歩を踏み出します。
その担い手となるのは、ここで働く私たち一人ひとりです。私たちは、常石グループの仲間となった人材が、より一層の好奇心と想像力を駆使して、その力をいかんなく発揮し成長できる環境整備と人材育成に投資していきます。
皆様と共に、豊かな地域や社会を次世代につないでいくために。常石グループは、未来の価値を、いまつくる。今日もその一歩を踏み出します。