プレスリリース
常石グループの三保造船所、全施設で水力発電による再生可能エネルギーを導入
~エネルギーの地産地消と省エネ推進で脱炭素化に貢献~
株式会社三保造船所(本社:静岡県静岡市清水区三保3797番地、代表者:代表取締役社長 檀上 明人、以下:三保造船所)は、工場や寮などを含む全施設において、CO2排出ゼロである水力発電による再生可能エネルギーを導入しました。これにより、年間約730トンのCO2排出量削減が見込まれ、脱炭素社会の実現に大きく寄与します。
エネルギーの地産地消
今回導入した水力発電による再生可能エネルギーは、静岡県内に流れる富士川・安倍川・大井川・天竜川の豊かな水資源を利用しています。地域で生み出された再生可能エネルギーの活用を通し、「地域、社会と共に歩む」という常石グループの価値観の実現に貢献します。また、水力発電を使用することで、持続可能な未来づくりを推進します。
脱炭素社会に向けた省エネルギーの取り組み
三保造船所は、これまでも中部電力ミライズの「見える化」サービスを活用し、コンプレッサの運用改善や夜間電力の削減といった省エネルギー対策を進めてきました。その結果、工場全体の使用電力量とCO2排出量を大幅に削減し、2022年度には一般社団法人省エネルギーセンターが主催する「省エネ大賞」において、省エネルギーセンター会長賞を受賞しています。
三保造船所 代表取締役社長 檀上 明人のコメント
「三保造船所は、事務所だけでなく工場や寮などの全施設において、使用電力を100%再生可能エネルギー化いたしました。これは、常石グループが掲げている2050年カーボンニュートラルの実現に向けたマイルストーンである、グループ全体のCO₂排出量削減目標(2030年スコープ1+2で2019年比20%削減)に大きく貢献します。三保造船所は、100年以上にわたる造船技術の伝統を活かしつつ、今後も地域社会および地球全体の脱炭素化を積極的に推進してまいります。」
■ 関連情報:三保造船所 2022年度省エネ大賞を受賞
https://www.tsuneishi.co.jp/esg/environment/三保造船所-2022年度省エネ大賞を受賞/
■ 株式会社三保造船所
三保造船所(静岡県静岡市清水区三保3797番地)は、造船・海運業を中心に事業展開する常石グループの造船セグメント企業で、船舶の建造と修繕を営んでいます。鮪延縄漁船や鰹一本釣り漁船をはじめとする漁船建造で日本国内トップシェアを誇っており、漁業取締船などの官公庁船なども建造しています。
企業ホームページ:https://www.mihoshipyard.com/index.html
代表取締役社長:檀上 明人
事業内容:各種船舶の建造並びに売買及び修理
設立:1919年(大正8年)5月
資本金:5,000万円
従業員:148人(2025年1月1日時点)常石グループ造船セグメント 約20,000人
関連会社:
常石造船株式会社(広島県福山市)
https://www.tsuneishi.co.jp/
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広報ブランド部
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