常石グループ

プレスリリース

2025.5.1

常石グループ 新コーポレートアイデンティティ(CI)を発表

常石グループ新ロゴ

常石グループは、国内外のグループ会社を統一するコーポレートアイデンティティ(CI)を新たに策定したことをお知らせします。

これまで1903 年(明治36年)創業の神原汽船、1917 年(大正6年)創業の常石造船ともに、創成期において大切な船「天社丸」からとった「天」の漢字をシンボルマークに起用してきました。新しいCIでは、この「天」を受け継ぐことで、連綿と続く歴史を各グループ会社が共通のシンボルとして認識し、結束をより強めていくことを目的としています。

1. シンボルマークのみのシンプルな構成
海運、造船をはじめ国内外の多様な領域に広がるグループであるため、事業名や言語ごとに表記のバリエーションが必要となるロゴタイプをあえてそぎ落とし、シンボルマークのみで統一感を持たせました。グループ各社のロゴと共存する形で展開します。

2. 「天」と「T」のユニット
常石グループが長きにわたり共に歩んできた「天」が、地域・社会の人々にとっても馴染みのあるシンボルとなるよう、「Tsuneishi」を想起させる「T」を内包した新たな形を生み出しました。

3. 社員やお客さまに向き合うCI
日本には左上位の伝統があり、能では舞台上から客席に向かって左側が上手(かみて)です。この考え方を取り入れ、常石グループのオリジンである「天」を「T」に対して上手(かみて)に配置することで、CIが社員やお客さまから視認されるだけでなく、CIの視点からも皆さまを見つめる双方向の関係性を表しています。

 

落合宏理氏が率いるツネイシデザインプロジェクト
常石グループの新CI策定は、今年1月に同グループのチーフ・デザイン・オフィサ―(CDO)に就任したファッションデザイナー/クリエイティブディレクターの落合宏理氏が、様々なジャンルのクリエイターと共に推進していく「ツネイシデザインプロジェクト」としての第一歩となります。

落合宏理

Photo by Masayuki Shioda

落合氏は自身のブランド「FACETASM(ファセッタズム)」を手がけるほか、ファミリーマートによるブランド「Convenience Wear(コンビニエンスウェア)」のクリエイティブディレクターを務め、既存のものから新しい価値を創出し、独自性を打ち出すことに成功しています。

常石グループはクリエイティブの統括として落合氏を迎え、今後は各社のワーキングウェアのほか、オフィスや周囲環境を取り巻く空間、建築デザイン等、日常業務の中に優れた機能とデザインを取り込みます。グループ内にプロジェクトチームを発足の上、ツネイシブランドを醸成していきます。

落合宏理氏のコメント
100年以上に渡り地域を支え、瀬戸内の美しさと共に発展してきた常石グループのチーフ・デザイン・オフィサーに就任いたしました。クリエイティブに対する深い理解とチャレンジ精神を持つ常石グループの重要な役割を担えることを心から誇りに思います。これまでの歴史に敬意を払いつつ新たな視点でデザインを通じた価値を創造し、従業員の皆様や地域に住む方々の未来、そして次世代へ「新しいツネイシ」を繋いでいくプロジェクトだと考えています。

落合宏理(おちあい ひろみち)
1977年東京都生まれ。1999年に文化服装学院を卒業し、テキスタイル会社に勤務。その後、2007年に自身のブランドである「FACETASM(ファセッタズム)」をスタート。2016年に第34回 毎日ファッション大賞にて大賞を受賞。同年開催のリオ五輪閉会式では「フラッグハンドオーバーセレモニー」の衣装製作を担当。2021年よりクリエイティブディレクターとしてファミリーマートによるブランド「Convenience Wear(コンビニエンスウェア)」も手がけている。2025年1月、常石グループ チーフ・デザイン・オフィサー(CDO)に就任。

新CIを担当した、グラフィックデザイナー鈴木聖氏のコメント
常石グループのシンボルを考え直す際、120年以上にわたり大切に受け継がれてきた「天」の文字が、社員の皆さんに無理なく理解されるモチーフになると思って取り入れました。ロゴが強く主張するのではなく、各社の実業を陰から支えるイメージで、家紋や地図記号のように概念を形にすることを考えました。福山に暮らす人や働く人たちが町でこのロゴを目にしたとき、すぐに「ツネイシだ」と認識できる象徴的なシンボルとして、地域に溶け込んでいくことを願います。

鈴木聖(すずき さとし)
1980年生まれ。アートディレクター/グラフィックデザイナー。これまでに国内外の書籍や作品集をはじめレコードやCDジャケット、ファッションブランドまで、幅広い分野のアートディレクションを手がける。

 


常石グループ CEO 河野仁至より

ツネイシホールディングス株式会社 代表取締役会長 河野仁至

Photo by Masayuki Shioda

長い歴史の中、先人たちは数々の挑戦をくり返し、時には失敗しながら、ツネイシの基盤を築いてきました。
その積み重ねによって、私たちのいまがあります。

10年先、20年先、その先の未来においても、常石グループが安定し発展するためには、いまこそ挑戦と進化が必要です。

自分たちの本質=ツネイシらしさを大切にしながら、時代の先を見据え、グループ全体をアップデートすることで、どんな変化にも柔軟かつ力強く対応できる、もっと強いツネイシになる。

それがこのリブランディングを行う目的です。

河野仁至
ツネイシホールディングス株式会社 代表取締役会長 兼 グループCEO
常石造船株式会社 取締役(非常勤)
TSUNEISHI HEAVY INDUSTRIES (CEBU), Inc. 会長
常石集団(舟山)造船有限公司 董事長

 


常石グループビジョン共有会「ツネイシミチシルベ2025」開催

4月25日(金)、従業員を対象として常石グループビジョン共有会を開催しました。ビジョン共有会では2024年度の連結業績報告ののち、「ツネイシデザインプロジェクト」の始動と新CIを発表。ツネイシホールディングス株式会社 代表取締役社長の神原勝成は、グループの新たなミッションとして、「徹底的にひと重視」を掲げ、本プロジェクトを通じてブランディングを推進するとともに、社員だれもが主役となれる会社づくりを社員と一緒に考えていきたいと意気込みを語りました。
また、これまでのグループの5つの事業領域、造船事業、海運事業、環境事業、商社・エネルギー事業、ライフ&リゾート事業に加え、6つ目の事業領域として社会貢献推進部を紹介。公共施設への支援や子どもたちがスポーツ・文化芸術に親しむ機会の提供といった、グループ創業以来継続してきた様々な社会貢献活動により注力し、地域社会に開かれた企業を目指します。

ウェブサイトリニューアル、SNSでの情報発信を開始
5月1日(木)からは、新CIを反映した常石グループの公式サイトがリニューアルオープン。
SNSアカウントからも新しいグループのイメージを発信していきます。
公式サイト: https://www.tsuneishi-g.jp/
Instagram: https://www.instagram.com/tsuneishigroup/
TikTok: https://www.tiktok.com/@tsuneishigroup
Facebook: https://www.facebook.com/TsuneishiGroup/
YouTube: https://www.youtube.com/@TsuneishiGroup

 


【常石グループについて】
常石グループは1903年の海運事業創業以来、ばら積み貨物船を中心とした新造船建造から国内最大規模の修繕ネットワークを擁する造船事業、国際海上物流サービスを提供する海運事業、付加価値を創造し、地域・社会に貢献する商社・エネルギー事業、廃棄物の再資源化から循環型社会の実現を目指す環境事業、瀬戸内地域の魅力を再構築し顧客体験を提供するライフ&リゾート事業など、5つの分野で「未来の価値を、いまつくる。」をスローガンに、常に時代の先を見据えながら、まだ世の中にない唯一無二の価値を生み出していきます。また、2025年に新たに設立した社会貢献推進部を通じて、地域貢献活動へのサポート拡大をおこなっていきます。

本社所在地:広島県福山市沼隈町常石1083番地
代表者:代表取締役社長 神原勝成
常石グループサイト:https://www.tsuneishi-g.jp/


― 本件に関するお問い合わせ先 ―

ツネイシホールディングス株式会社
ツネイシデザインプロジェクトPR事務局
会津・山本(WAG,Inc.)
tdp@wag-inc.co.jp

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