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常石造船 造船技能の向上を目指す「第24回 常石技能オリンピック」を開催
常石造船は、11月15日(土)、高い建造品質の実現と造船技能のさらなる向上を目的に、溶接や塗装など船づくりに欠かせない技能を競う「常石技能オリンピック」を常石工場で開催しました。
今年で24回目を迎える常石技能オリンピックの今年のテーマは「道標」。2025年4月に開催されたツネイシミチシルベにちなんで名付けられ、参加者一人ひとりが技術を磨き、受賞者となり、後輩へその技術を伝承していく「道標」となれる思いを込めたテーマです。

開会の挨拶をする磯田工場長
開会にあたり、磯田工場長は「本大会は単に技術を競う場ではなく、『互いに学び、認め合い、次世代へつなげていく』ことに意義があります。どれほど時代が変わっても、最前線で“つくる人”の技と誇りは変わりません。皆さんの技が、常石の未来を導く“道標”となることを期待しています」と競技参加者を激励しました。
当日は「下向き隅肉溶接競技」、「ガス切断競技」、「薄型立向上進溶接競技」、「玉掛け競技」、「梯子刷毛塗競技」、「電動フォークリフト運転競技」および「配線結線競技」の全7種目の競技が行われました。また、一般参加競技として「高さ目測」および「安全管理者向け安全衛生クイズ」も同時に開催され、約200名が日頃の業務で培った技術を存分に発揮しました。

梯子刷毛塗競技

電動フォークリフト運転競技

配線結線競技


安全管理者向け安全衛生クイズ
常石技能オリンピックは、2001年に常石工場で第1回目を開催。溶接競技1種目からスタートし、回を重ねながら徐々に競技種目を増やし、毎年開催しています。また、2011年より中国工場、2012年にはフィリピン工場でも開催し、技に磨きをかけ品質向上を図っています。