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ツネイシカムテックス 使用済み自動車の全部再資源化 30位以内順位賞・優秀賞を受賞
ツネイシカムテックスは、自動車リサイクル法に基づいて豊通リサイクルが設けている表彰制度において、「THチーム使用済み自動車全部再資源化2023年度30位以内順位賞および優秀賞」を受賞しました。
使用済み自動車の全部再資源化とは、銅を含むワイヤーハーネスやモーター類を車体から取り除いて細密に解体し、プレス加工後に電炉や転炉で製鋼原料として1台全部を溶解する自動車リサイクル法に基づいたリサイクル手法です。
THチームは、トヨタ、ホンダなど自動車メーカー7社からなり、使用済み自動車の全部再資源化の取り組みを推進する目的で、2007年度から毎年、優秀な実績を残した事業所を表彰しています。
今回、ツネイシカムテックスは、THチームに登録する事業者のうち、実績台数上位30位以内の順位賞と年間を通じて安定的に出荷した事業所に贈られる優秀賞の両方を受賞しました。
また、日産、スズキなどの国内外の自動車メーカー11社からなるARTチームからも、自動車リサイクル法再資源化業務の実績が評価され、16年連続で表彰を受けています。
全部再資源化を担当しているツネイシカムテックス カーリサイクル部の井上さんは「今年もTHチームの順位賞と優秀賞をいただけて、とてもうれしいです。電炉向け製鋼原料として品質を担保できるよう、自動車メーカー別にどこにどんな部品があるかなども頭に入れて作業をするようにしています。来年も受賞できるよう日々努力していきたいと思います」と喜びのコメントを寄せています。
ツネイシカムテックスでは、今後も使用済み自動車の全部再資源化を通じ、資源の有効活用を強化・推進し、持続可能な社会の実現を目指してまいります。
■ツネイシカムテックス株式会社
ツネイシカムテックスは、常石グループの一員として、産業廃棄物の収集運搬、中間処理、最終処分、リサイクルを中心に廃棄物発電や人工砂の製造など環境事業を展開しています。また、経済発展が加速する東南アジアにおいても非鉄金属リサイクルや排水処理事業に積極的に取り組んでいます。
「持続可能な社会の実現に必要不可欠な存在になる」というビジョンを掲げ、廃棄物の適正処理、埋立地の不足、環境汚染、気候変動など、地球環境の課題に挑戦しています。
URL:https://www.kamtecs.co.jp/
代表取締役:曽我 友成
設立:1967年5月
所在地:広島県福山市箕沖町107-5