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神原タグマリンサービス 新造タグボート「第八天常丸」を竣工
神原タグマリンサービス株式会社(本社:広島県福山市沼隈町常石1083、代表取締役社長:中村収)は2022年10月26日、常石造船で建造した2,000馬力型タグボート「第八天常丸」を竣工しました。
  本船は、1989年から運航している「第八天常丸」の代替船となります。新たな「第八天常丸」は2,000馬力型主機関を搭載し、以前に比べて25%のパワーアップを図りました。また船体形状を改良し燃費の改善や大舵角舵および高出力バウスラスターを採用し、離接岸の作業も容易に行えるようにしました。
 加えて、船員が快適に生活できるように居住区の拡大も行っており、生活環境を整備した船となっています。
今後は国内全沿岸での内航輸送、曳航作業に従事します。
 ■「第八天常丸」について
 船種:2,000馬力型 曳船
 船名:第八天常丸 (だいはちてんじょうまる)
 長さ:30.40m
 船幅:7.80m
 深さ:3.50m
 総トン数:148トン
 資格:JG沿海区域
 主機関:株式会社IHI原動機 6M34BGT×1基
 推進機:ナカシマプロペラ株式会社 コルトノズル付固定ピッチプロペラ×1基
 舵:ベッカーラダー(主舵板45°P/S フラップ90°P/S)
 バウスラスター:ナカシマプロペラ NT-F005(2.0T)(いすゞUM4BG1TC)
 最高速力:13.2ノット
 曳航力:22.2トン
 最大搭載人数:旅客12名、船員6名
 建造工場:常石造船 常石工場
 ■神原タグマリンサービス株式会社について
 1978年設立の前身企業、常石ポートサービスから継承した内航海運事業を展開し、タグボートと台船(デッキバージ)による入出港の支援や曳航サービス、代理店サービスを提供しています。入出港支援では、大型貨物船の安全な離着岸をサポートし、曳航サービスでは、陸上では輸送できないプラント用建屋などの大型構造物や海上クレーンなどの海洋土木工事に係る作業船などを安全に輸送、曳航しています。
 本社所在地: 広島県福山市沼隈町常石1083番地
 代表取締役社長:中村 収
 事業内容:内航輸送事業
 設立:2015年1月
 資本金:3,000万円
 従業員数:69人(2022年)
 所有船舶:タグボート7隻、台船13隻
 URL : https://www.kambara-tugmarine.com/
 - 本件に関するお問い合わせ先 -
 神原タグマリンサービス株式会社
 船舶営業部
 TEL:084-987-2313
 
                       
                 
                         
                         
                         
         
         
        