常石グループ

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2025.8.27

常石造船のフィリピン拠点で太陽光発電設備を導入

太陽光発電プロジェクト第1フェーズの様子:TTSP* 事務所および社員寮

常石造船株式会社のフィリピン拠点であるTSUNEISHI HEAVY INDUSTRIES (CEBU), Inc.(以下、THI)は、7月28日、フィリピン・セブ州バランバンにある西セブ工業団地において、屋根設置型の太陽光発電設備を導入しました。環境保護と持続可能な社会の実現に向け、常石グループの造船セグメント各社は、船舶の開発・建造にとどまらず、事業のあらゆる面で再生可能エネルギーの導入を進め、温室効果ガス排出削減を推進しています。

この取り組みは、THIとTSUNEISHI HOLDINGS (Cebu), Inc.が共同で進める総出力3MWの屋根設置型の太陽光発電プロジェクトで、2つのフェーズに分けて実施される予定です。

今回実施した第1フェーズでは、TSUNEISHI TECHNICAL SERVICES (Phils.) Inc.* の事務所および社員寮に総出力1.1MWの太陽光発電パネルを設置しました。この設備で発電された電力は、THIの工場で使用しています。また、本施工はTsuneishi Green Energy Philippines, Inc.が担い、常石グループを横断したプロジェクトとして取り組みました。

第2フェーズでは、THIの駐車場およびTSUNETETSU (Cebu), Inc.の施設を対象に、総出力1.9MWの第1フェーズと同様の新規太陽光発電設備を設置予定です。2026年の完成を目指しています。また、第2フェーズの施工もTsuneishi Green Energy Philippines, Inc.が担う予定です。

この太陽光発電プロジェクトは、常石グループがフィリピン国内で進める持続可能なエネルギー導入の取り組みであるとともに、PEZA(フィリピン経済区庁)が推進する経済特区全域での環境配慮型運営の取り組みにも連携しています。

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