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JR福山駅に移動型キオスク『雲がおりる』が完成 ― 建築家 石上純也氏が、常石造船の“造船技術”から着想を得て設計 ―
常石グループの一般財団法人神原・ツネイシ文化財団主催の『ひろしま国際建築祭 2025』の一環として、国内外でもその作品が注目される建築家 石上純也氏が設計した移動型キオスク—小さな建築である『雲がおりる』が、JR福山駅南口に設置され、11月30日まで展示が行われております。
展示されている「移動型キオスク―小さな建築プロジェクト『雲がおりる』」 石上純也氏設計（Photo by Yoshikuni Shirai）
石上氏は常石造船工場に訪問された際のコメントの中で、「船をつくるように鋼板を三次元に曲げ、溶接してつくっていく」と述べており、造船の“撓鉄（ぎょうてつ）技術”を今回の建築作品のスケールに応用したことが紹介されています。造船で培われた鋼板加工の知見をもとに、曲面を活かした独自の造形が生み出されており、鉄の素材感と繊細なバランス構造が融合した、技術と造形が融合した精緻な構成となっています。
“造船技術”から着想を得て設計（Photo by Yoshikuni Shirai）
造船の技術が新たな形で地域文化に寄与するこの取り組みに協賛できたことを誇りとしています。福山にお越しの際は、ぜひ福山駅前にてこの作品をご覧ください。
Photo by Yoshikuni Shirai
設置の様子（Photo by Yoshikuni Shirai）
展示期間・設置場所
・期間：2025年10月4日（土）～11月30日（日）
・場所：JR福山駅南口（広島県福山市）
関連リンク
・建築の一大イベント『ひろしま国際建築祭2025』で石上純也設計のキオスクがJR福山駅前広場に誕生！ ～地元企業とともにつくる「移動型キオスク」第3弾～ | 常石グループ
・移動型キオスクー小さな建築プロジェクト03：「雲がおりる」石上純也 x 常石造船 x ツネイシカムテックス | 展示・展覧会 | ひろしま国際建築祭2025
