ツネイシ
スタイル

TSUNEISHI STYLE

常石グループの商社部門を担う常石商事(旧・住広)や、常石造船での調達・購買業務を経て、2014年に中国の常石集団(舟山)造船有限公司へ赴任した片山。「行ってみないとわからない良さがある」と話す、彼の赴任生活について聞いた。

片山 敏章
Toshiaki Katayama

常石集団(舟山)造船有限公司
調達部 部長助理

チームワークや仕事に臨む姿勢
大切なことは、日本と何も変わらない

片山は現在、調達部部長を補佐する部長助理として、各現場との調整や管理業務を担っている。
「管理者というよりも現場に近い立場のため、部全体の状況がよりダイレクトに伝わってくる。そこで得た情報をもとに課題を洗い出し、社員皆で解決していくことにやりがいを感じています」
日本人は部長と片山の2人のみで、他の社員は全員中国人だ。そのため片山は、仕事の指示に正確を期すべく、口頭に加えて紙やメールなどの文面でも伝えるよう意識している。
「文化の違いや言葉の壁もありますが、仕事そのものに違いは感じていません。むしろ、日本で学んだことをここでどう活かすか、その姿勢で臨んでいます」

常石集団(舟山)造船では経営の現地化を進めており、現地社員の意識やスキルも年々向上している。だからこそ「我々自身のレベルアップが重要」と片山は言う。
「中国人社員は優秀であり、自分の仕事にプライドを持っています。プライベートは別ですが、仕事では何も知らないと相手にされません。調達部には外注課・購買課・倉庫課・輸出入課という4つの課がありますが、赴任した当時、私が知っていたのは購買課の業務だけでした。そのため、赴任してから1年は猛勉強の日々。とにかく現場に出て細かく指示を出し、トラブルがあれば自分で解決に走りました。努力の甲斐があって、いまは成長した自分を実感しています」

住環境の改善や家族への配慮など、
働きやすい環境づくりを推進

片山が暮らすのは会社の寮。「食事や洗濯はお任せだし、サウナや生ビールサーバーまで設置されているほど快適」と笑う。他にも寮内でパスタパーティを開いたり、中国人社員の寮へ出向いて卓球や野球に興じたりと、仕事の後は自由を満喫している。
また休日には、仲のいい職場の同僚たちと現地のグルメや旅行を楽しんでいる。
「月に数回は皆で本場の料理を食べに行きますし、帰任する社員の卒業旅行と称して観光地の桃花島へ旅行したこともあります。現地の方との会話で、特に不自由を感じたことはないですね。携帯の語学アプリなども使いますが、同じ人間同士、気持ちがあれば意外と通じ合えるものです」

常石集団(舟山)造船では以前から、代表取締役社長にあたる総経理主導のもと、社員の仕事や生活も含めた会社全体の環境改善に力を入れている。
「総経理は毎日のように現場を回り、風通しのよい職場づくりに尽力されている方。その姿に、皆もいい影響を受けています」
片山にとって唯一の悩みは、家族と離れていること。しかし「通信環境がいいので、ほぼ毎日、家族の顔を見ながら会話できている」という。
さらに、常石グループでは家族訪問制度を設けており、3年に1度は家族の渡航費や滞在費がすべて無料。2回目以降も50%を会社側が負担する。片山の家族も来月、制度を利用して訪中する予定だ。

海外赴任が不安だった、昔の自分
尊敬する上司が背中を押してくれた

順調な日々を送る片山も2年前、海外赴任を告げられた時は不安を感じていた。海外出張の経験はあったものの、実は英語も中国語も不得手。彼を前向きな気持ちに変えたのは、当時の上司だった。
「上司自身も海外赴任の経験があり、海外で暮らす不安や家族の苦労をよくご存じでした。また、私に仕事のすべてを教えてくださった方でもあります。その上司を信頼していたからこそ、新たな一歩を踏み出すことができました。おかげで、いまは仕事が楽しくて仕方ない。本当に来てよかったと思います」
海外赴任の不安を理解したうえで、背中を押してくれた上司。彼に対して、片山はいまも尊敬の念を抱いている。

優しく親切な人々、活気のある職場
行ってみないとわからない良さがある

日本と海外、両方の仕事や生活を経験した片山はいま、実感している想いがある。
「実際に中国へ来てわかったことですが、日本で報道されているネガティブなイメージとはまったく違います。社員たちも皆優しく、何かあったら助けてくれる。日本と一緒で、いいところはたくさんあります」
さらに片山は、仕事に関しては日本以上に活気があり、働きがいのある職場だと話す。その彼に、改めて海外で働く魅力について聞いた。
「グローバル化が当たり前の時代、チャンスがあれば積極的に海外へ出るべきです。努力した分だけ確実にキャリアアップできる環境がありますし、何より私自身が、そのことを実感しています」

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