ツネイシクラフト&ファシリティーズ 「海洋文化都市くれ海博2024」でハイドロびんごの乗船体験を実施
ツネイシクラフト&ファシリティーズ(以下、TFC)と日本中小型造船工業会は「海と日本PROJECT」の一環として、11月10日に開催された「海洋文化都市くれ海博2024」へ参加し、水素軽油混焼旅客船「ハイドロびんご」の無料体験乗船を実施しました。
予約開始後すぐに全便が満席となり、計197名がハイドロびんごに乗船。呉中央桟橋を出発すると約40分間のクルーズがスタート。参加者はTFC神原 潤社長による水素の解説・クイズコーナーを楽しんだほか、水素混焼モードでの運航を体験しました。さらに呉市港湾漁港課職員による呉港の歴史解説を聞きながら、海上保安大学キャンパスや練習船「いつくしま」を見ることができ、楽しい学びの場となりました。
本イベントを含む2024年に行われた「海と日本PROJECT」イベントでは、約2,000名の方が「ハイドロびんご」に乗船し水素混焼モードを体験いただきました。
■海洋文化都市くれ海博2024
URL:https://www.hiroshima-u.ac.jp/kuretgo/expo
主催:海洋文化都市くれ推進協議会
海に関する仕事や研究、最新技術に触れられる体験型イベント。
会場の大和ミュージアム周辺では、呉市・広島大学Town & Gown構想の取組や海洋・海事関連の企業・団体の紹介ブース、船の展示・見学、子ども向けのセミナーやワークショップのほか、水素旅客船の乗船体験を実施。そのほか、海上保安大学校での新練習船「いつくしま」の公開、JMU呉事業所での造船所見学なども実施。
■ハイドロびんごについて
来たる水素社会を牽引する次世代燃料船として2021年7月に竣工。
水素と軽油の二元燃料を使う水素混焼エンジンを搭載した世界初の旅客船。
二酸化炭素の排出量を最大50%抑制可能。竣工以来、数々のイベントや乗船体験を実施し、注目を浴びています。