ヨシダ 消防避難訓練~初の放水体験で防火意識を向上~
環境セグメントの株式会社ヨシダ(富山県射水市)は、10月5日に消防避難訓練を実施し、14名が参加しました。
ツネイシカムテックス 安全防災管理部の指導のもと、工場からの出火を想定して訓練を行いました。トラックの荷台に煙筒を設置し、発見者の「火事だー!」という声を合図に訓練が始まりました。
火災発生の報告を受けた事務所スタッフが消防署への通報を行うと同時に、全員が屋外へ避難。避難後は点呼を行い、全員の無事を確認しました。
その後、過去実施していない屋内消火栓による実放水訓練を行いました。初めての高水圧に戸惑いながらも参加者はホースの筒先をしっかりと持ち、順番に放水を体験しました。
さらに、消火器を用いた訓練も実施し、参加者は火元に向かって適切に消火剤を噴射する方法を確認しました。
これらの訓練を通じて、参加者は緊急時の初期対応の重要性を改めて認識し、消火設備の扱い方への理解を深めました。
訓練終了後に、青山工場長より「落ち着いて的確に対応することが大切」との講評があり、参加者からは「消火栓での放水を実際に体験できてよかった」といった声が聞かれました。
冬にかけて空気の乾燥や強風、暖房器具を使う機会が増えるなど火災が発生しやすい季節です。
11月9日(土)~15日(金)の「秋の火災予防運動」を控えた今回の訓練は、社員の防火防災意識を高める良い機会となりました。
今後も継続的に訓練を実施し、非常時に迅速かつ的確な対応ができるよう努めていきます。