常石商事、『HIROSHIMA GREEN OCEAN BUSINESS BUILD 2024』にて、 新規事業創出を目指すパートナー企業を採択 ~ 瀬戸内海の潮流発電プロジェクトで新事業開発に挑む ~
常石商事株式会社(広島県福山市沼隈町常石1083番地、代表取締役社長:神原秀忠)は、オープンイノベーションプログラム『HIROSHIMA GREEN OCEAN BUSINESS BUILD 2024』にホスト企業として参画し、「瀬戸内海の潮流を活かした環境に優しい再生可能エネルギーの創出」をテーマに掲げ、県内外の企業から多数の提案を募りました。
審査の結果、水流を利用した流速計測および通信電源技術を持つ株式会社ハイドロヴィーナスを採択し、ともに新たなエネルギーソリューションの社会実装を目指していきます。
【プロジェクト名】
潮流発電の新たな活用方法を創出し、インフラを構築する
―共創内容―
●ハイドロヴィーナス社が持つ河川や用水路で使用する流速計および通信電源技術を利用した潮流調査の技術開発
●潮流調査による潮流発電の場所選定、調査方法の確立
今後、2025年3月に開催予定の『HIROSHIMA GREEN OCEAN BUSINESS BUILD 2024』DEMO DAYにて成果を発表します。
【当社の想い】
広島県の「ものづくり」産業で培った経験を活かし、当社は新たな再生可能エネルギー事業に挑戦しています。瀬戸内海は潮流発電に適した地域とされていますが、技術はまだ発展途上であり、海洋環境保全の取り組みも重要な課題です。また、潮流発電市場は未成熟であり、観光やブルーカーボンなど地域振興との連携が求められます。こうした課題に対応するため、産官学が一体となり、斬新なアイデアや新たな技術を持つパートナー企業と協力し、瀬戸内海の海洋エネルギーを活用した潮流発電の可能性を追求してまいります。
■HIROSHIMA GREEN OCEAN BUSINESS BUILD 2024
URL:https://eiicon.net/about/hiroshima-green-ocean-2024/
プログラム主催:ひろしま環境ビジネス推進協議会
コミュニティ運営:広島経済レポート
プログラム全体運営・支援:株式会社eiicon
■株式会社ハイドロヴィーナス
ハイドロヴィーナスは、岡山大学の比江島慎二教授の技術をもとに設立され、水資源の有効活用を目的とした革新的な技術を開発。特に、同社が開発した工事不要で漂流物の絡まりもなく、流れさえあれば発電を可能にする独自の浮体型システムは環境調和性が高い特徴を持ちます。これまで河川や用水路では流速計および通信電源として、電線・通信線がない環境でセンシングネットワークを構築する手段として注目されてきました。
●2024年:U-START UP KANSAIでNEDO賞を受賞
● 2024年:EY Accelerator イノベーション賞受賞
● 2023年: J-Startup WESTに選定
URL:https://hydrovenus.co.jp/
所在地:岡山県岡山市南区内尾394-28
代表者:代表取締役 上田 剛慈
創立年月:2015年1月
資本金:8,300,000円
■常石商事株式会社
常石商事は常石グループにおける総合商社として、エネルギー、鉄鋼、機械、モビリティ、海洋、ベンチャーキャピタルなど、幅広い事業分野でビジネスを展開しています。
URL:https://tsuneishi-co.jp/
所在地:広島県福山市沼隈町常石1083
代表者:代表取締役社長 神原 秀忠
創立年月:1952年5月
資本金:1億円
従業員:約300名
【本件に関するお問い合わせ先】
常石商事株式会社
事業開発本部 事業開発部
メール:0150005@tsuneishi.com