グループ一体経営による継続的な事業の発展をめざし常石グループ１１社が来年1月から統合 〜　統合後の新社名はツネイシホールディングス株式会社 〜

　常石造船株式会社（本社：広島県福山市沼隈町常石1083、代表取締役：神原勝成、以下常石造船）は、一層の競争力と収益力の強化によるグループ全体の企業価値増大を図るため、常石グループ内の造船関連企業と海運関連企業を含む10社を来年1月1日に吸収合併します。合併に伴う新しい社名は合併期日をもってツネイシホールディングス株式会社となります。

　新しい統合会社、ツネイシホールディングス（株）は、造船事業、海運事業、グループ支援を主な事業とするサービス事業の３事業体制とし、各事業に関連する常石グループ企業がカンパニー会社として所属します。各社の重複する事業や部門を統合・再編を図りながら、造船、海運業を中核とする事業の選択と集中を進め、顧客対応力とコスト競争力の向上を図ります。

　さらに、連結経営による意思決定機構や内部統制を明確にし、系統だった指揮監督が行える経営システムを構築するなど、ガバナンス機能の強化によるコンプライアンス経営の徹底や財務体質の強化、グループ内の情報共有化を促進します。

　今回のグループ統合の背景には、グループ中核事業である造船、海運事業の国際間の競争激化があり、競争に勝残るための迅速な経営判断や効率的な事業運営を行うために、グループ企業を統合しカンパニー制を採用するのが最適と判断したためです。

― 記 ―

―　グループ統合後の会社概要　―